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オープンプライスとノープリントプライスの違いとは?

      2017/06/12

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新商品のコスメなどを買うとき、価格を調べると「オープンプライス」と書かれていることがよくありますよね。
最近では「ノープリントプライス」と表示されているコスメも出てきました。
どういう意味なのか解説したいと思います。

 

 

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オープンプライスとは

オープンプライス(オープン価格)というのは、メーカー側が商品の希望小売価格を具体的に表していない商品への価格です。
普通はメーカーがこのくらいの価格で売って欲しいという希望小売価格が表示されているものですが、オープンプライスでは目安となる希望小売価格がないんです。

なぜそのような表示法が生まれたのかというと、元々の希望小売価格に対して値引き競争が激しくなったからなんです。
希望小売価格を表示された上で値引き率が高いと「安くなりやすいブランド」といった印象を与えブランド価値が低く見られてしまいます。メーカーにとっては良くないことです。
消費者としても、商品の良し悪しではなく値引き率につられて買うことが増えます。
そのため希望小売価格があることでこのようなデメリットがあるならと、最初から基準となる希望小売価格を表示しないオープンプライスを採用する企業も多くなりました。

元々は家電によく使われていた表示法ですが、最近では化粧品でもこういった表示を採用しているところも多いですよね。

オープンプライスのメリットとしては、メーカー側は安売りのイメージを払拭してブランド地位の低下を防ぐことができます。
消費者側も値引き率につられて購入することが減り、商品本来の価値を考えて買うことができます。
ただ、ネットなどで価格を調べてもわからないことが多く店頭まで足を運ばないといけません。基準となる価格もわからないので購入する店舗によっては他より割高なこともあるのが消費者側のデメリットのひとつです。

 

 

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ノープリントプライスとは

ノープリントプライスを採用したのは資生堂のマキアージュが最初です。
こちらも消費者側が店頭で確認しないと値段がわからないという点ではオープンプライスと一緒ですよね。
オープンプライスではメーカーの希望小売価格が全く設定されていないのに対して、ノープリントプライスではメーカーから小売店に対して参考価格が提示されます。
メーカーが価格に対して影響力を直接持っているわけですね。

こちらが採用されたのも、ドラッグストアでの値引き競争が始まりだったようです。
ドラッグストアでは定価の2〜3割引きで販売されるのが当たり前という現状があり、デパートで試して購入はドラッグストアというお客さんも多いです。
デパートでの販売実績を上げるため、というのもあるでしょうがなによりブランドイメージが安売りになるのを防ぐために始めたという側面が強いです。

ノープリントプライスを採用することで定価の何割引という表示はできなくなり、参考価格があるため過度な値下げもされなくなりました。
この方式でも売り上げが落ちるということはなく、ブランドのイメージも保てるということで採用するメーカーも増えています。
有名なところだとマキアージュ以外ではカネボウのコフレドール、花王のソフィーナボーテなどがあります。

メリットとしてはメーカー側は値崩れを防げる、ブランドイメージを保てるということが挙げられます。
消費者側では元々高級コスメには値段を印刷して欲しくないという方が一定数いたため、そういった方には十分なメリットと言えるのではないでしょうか。
値段が印刷されていることでラグジュアリーな印象が損なわれたり、周りの人に値段がばれてしまうのも防ぎます。

デメリットは値段を調べたときにわかりにくいこと。
公式サイトには載っていないので、取り扱いのあるネットショップに見に行くなどしないといけません。ちょっと面倒ですよね。
発売前の商品だとネットショップにも扱いがなく、もちろん実店舗での販売もまだなので価格を知ることができません。

 

 

オープンプライスとノープリントプライスの違いとは?

オープンプライスとノープリントプライスの一番の違いはメーカーからの参考価格があるかないか、です。
オープンプライスは参考価格やメーカー希望小売価格がないので、小売店は仕入れ値を基準に値段をつけることになります。
ノープリントプライスはメーカーからの参考価格があるので、それが価格の基準になります。
ただ、消費者はこの参考価格を知ることはできないので結局どちらも基準となる値段を知らないまま買うことになるのは同じですね。
メリット・デメリットも似ていて、値引き率に左右されないで購入できる点は安心ですが、調べたときに値段がわかりにくいということはやはり大きなデメリットでしょう。

メーカーからの参考価格がある以上、ノープリントプライスの方が店舗によっての価格の差は減ります。
オープンプライスでは店によって価格に差がある危険がありましたが、ノープリントプライスの商品であればどこの店で買っても価格にあまり差はでません。

これらの表示法が使われたきっかけが値崩れ防止やブランドイメージの保持であるため、今後もノープリントプライスの参考価格が消費者に公開されることはないと思います。
参考価格が発表されてしまったらそれを基準にまた値崩れを起こす危険性がありますもんね。
反対に安さがウリの一つであるプチプラコスメでは今後もこの方式は採用される可能性は低いと思われます。その点は安心ですね。

 

 

  • まとめ

よく目にするオープンプライスやノープリントプライス、改めて意味を調べてみると使われるきっかけなんかがわかって面白かったです。
ただ、大体どのくらいの価格帯かざっくりでいいから知りたいというときにはやっかいな存在でもあります。
ドラッグストアでのハイブランドコスメの取り扱いは今後増える可能性があると思うんですが、そうなるとノープリントプライスを目にすることももっと増えそうですね。
消費者側としては公式サイトだけで価格がわかるようなプライス表示が出てくれればありがたいと思います。

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